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腱板断裂:腱板修復術に移植片を用いた補強のアニメーション


このアニメーションでは、腱板断裂の治療のために移植片を用いて腱板修復術を補強する手技について解説します。

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腱板断裂:腱板修復術に移植片を用いた補強のアニメーション

このアニメーションでは、腱板断裂に対する治療として、移植片(グラフト)を用いた腱板修復の補強術を示します。腱板断裂を修復した後、その上に移植片を重ねて配置することで追加の支持を与え、移植片を腱に取り込ませることで治癒を促進できます。移植片には、ドナーから採取される皮膚由来の生体グラフト(アログラフト)と、患者自身の腱(多くは肩付近の上腕二頭筋腱)を用いる自家移植片(オートグラフト)の2種類があります。

この種の自家移植片は、上腕二頭筋腱を切断し、上腕骨の別部位へ固定し直す「上腕二頭筋腱固定術(バイセプステノデシス)」の際に、圧縮して採取されます。この手技は肩の疼痛を軽減することを目的として、腱板修復術と併せて実施されることがよくあります。切断した上腕二頭筋腱の一部は、腱板修復の増強に利用できます。使用しない場合は廃棄されます。このビデオでは、皮膚由来の生体グラフト(アログラフト)を使用します。

まず、皮膚グラフトの四隅に縫合糸を通し、それらをグラフトスプレッダーと呼ばれる器具の4つの穴に通します。グラフトスプレッダーは、グラフトを半分に折り曲げ、カニューラと呼ばれるプラスチック製のチューブを介して肩関節内へ導入するために使用されます。肩関節内に挿入された後、皮膚グラフトは広げられ、腱板修復部の上に配置されます。移植片を腱板に固定するため、グラフト上部から小型のソフトアンカーを挿入します。このアンカーに結び付けられた縫合糸を牽引して張力をかけることで、グラフトとアンカーを確実に固定します。その後、縫合糸の余剰部分(自由端)を切り落とします。同様の手順を2本目のアンカーでも繰り返します。

次に、グラフトをスプレッダーに固定している縫合糸を切り離し、グラフトスプレッダーを取り外します。続いて、グラフト下部の角に付けられた縫合糸を2つのハードボディアンカーに通し、それらのアンカーを上腕骨に挿入して皮膚グラフトを固定します。これで腱板修復の補強手技は完了となります。